学童・児童館の取り組み ~東京都認証学童制度~
学童保育の現状と東京都学童保育協会の設立
保育士もここ10年で処遇改善が行われ、保育士の年収も大幅に変わりました。今なお、「技能・経験に応じた処遇改善」が追加されるなど、保育士の処遇改善は見直しが続いております。これは保育士の安定的な確保のためであり、当社としても国に対してや、自治体に対して、助言・提言をした結果が実り、大変嬉しく思っています。
10年前は保育園に入れない待機児童が多く、社会問題となりましたが今は学童に入れない待機児童が問題視されています。共働き世帯や女性の社会進出で、学童に入りたくても入れない「待機児童」は増え続けています。
だからこそ、2024年6月、待機児童問題だけではなく「学童保育の質」の向上を目的に、営利非営利や公立・民間を問わず、東京都で学童保育を運営する事業者が集まって「東京都学童保育協会」を設立いたしました。当協会の会長に、弊社の代表取締役社長、坂井が就任し、様々な社会問題解決に向け、参画された事業者と協力し、「こどもたちの未来」のために、学童保育の課題について東京都に対し提言を行いました。
10年前は保育園に入れない待機児童が多く、社会問題となりましたが今は学童に入れない待機児童が問題視されています。共働き世帯や女性の社会進出で、学童に入りたくても入れない「待機児童」は増え続けています。
だからこそ、2024年6月、待機児童問題だけではなく「学童保育の質」の向上を目的に、営利非営利や公立・民間を問わず、東京都で学童保育を運営する事業者が集まって「東京都学童保育協会」を設立いたしました。当協会の会長に、弊社の代表取締役社長、坂井が就任し、様々な社会問題解決に向け、参画された事業者と協力し、「こどもたちの未来」のために、学童保育の課題について東京都に対し提言を行いました。
~私たちの思い~
こどもたちは楽しく通える、保護者は安心して任せられる、支援員はやりがいと誇りを持って働ける。学童保育をそんな場所にしていきたい!
こどもたちは楽しく通える、保護者は安心して任せられる、支援員はやりがいと誇りを持って働ける。学童保育をそんな場所にしていきたい!
「学童保育の質」向上
厳しい基準に従って運営されている保育園とは異なり、学童保育は運営主体によって基準も運営もバラバラで、数100人の児童が1クラスにいる施設があったり、学校内で運営されていてその日になるまでどの教室が使えるかわからない施設もあるのが実情です。そんな施設では、こどもたちが自分のやりたいことにチャレンジしたり、仲間と自由に遊ぶことは難しく、「あれはやってはダメ」「これもやってはダメ」となってしまっているのが現状です。
学童保育を、こどもたちを預かるだけの施設にするのではなく、こどもたちが自分のやりたいことに挑戦したり、仲間と過ごす中で「楽しい!」「行きたい!」と思えるような放課後の第三の居場所にしたい!と強く願っています。そして、こどもたちは楽しく通える、保護者は安心して任せられる、支援員はやりがいと誇りを持って働ける、学童保育をそんな場所にしていきたいと考えています。
運営の質の向上を実現するため、制度をよりよくしていくための政策提言などを行いました。学童保育という枠を超えて、こどもたちが自分に合った放課後の時間を自分自身で選べるような社会にしていきたい、そんな思いがあります!
学童保育を、こどもたちを預かるだけの施設にするのではなく、こどもたちが自分のやりたいことに挑戦したり、仲間と過ごす中で「楽しい!」「行きたい!」と思えるような放課後の第三の居場所にしたい!と強く願っています。そして、こどもたちは楽しく通える、保護者は安心して任せられる、支援員はやりがいと誇りを持って働ける、学童保育をそんな場所にしていきたいと考えています。
運営の質の向上を実現するため、制度をよりよくしていくための政策提言などを行いました。学童保育という枠を超えて、こどもたちが自分に合った放課後の時間を自分自身で選べるような社会にしていきたい、そんな思いがあります!
支援員がやりがいと誇りを持って働ける環境づくり
支援員がやりがいと誇りを持って働けるためには、学童指導員の処遇改善も必要です。保育士のように、こどもの支援、援助に関わる職業すべてに対して、賃金の引き上げ、処遇の抜本的改善が必要だと考えます。それができてこそ、やりがいと誇りを持って働けると思っています。そのために私たちは国や東京都に引き続き、提言を行っていきます。学童保育もしっかり働いて、こどもたちからも尊敬される職業になり、処遇改善されることを目指して、取り組み続けていきます。
なりたい自分になる
安心・安全はもちろんのこと、こどもたちがやりたいことにチャレンジしたり、いろいろな経験・体験をしたり・・・その中で将来の夢を持って、その目標や未来に向かって努力することや頑張ることを経験してほしいという願いがあります。携帯やタブレット等で気軽に情報が取得できるようになり便利になった反面、努力をしたり、体験や経験を経て学んでいくことは少なくなりました。これからの未来を担うこどもたちには、明るい未来に向かって、自分で考え、生き抜いていく、そんな力が必要だと思っています。だからこそ、経験や体験の提供を積極的に行っています。
保護者ニーズに応える
民間学堂の延長サービスや習い事など、付加的サービスにも関心が高まっています。それは共働き世代が増えている中、学童保育に預けながらこどもにたくさんの経験や習い事をさせたいという保護者の思い…それだけでなく、夏休みなどの長期休暇に給食やお弁当を提供したり…
「あればできない」「これはダメ」ではなく、保護者にも求められる学童保育になることも大切であると考えています。私たちはこどもたちがやりたいことを実現させる環境をつくるだけでなく、いろいろな職業を紹介することで、なりたい職業を見つける機会を提供したり、エリアの他施設や地域の方々と交流する機会を設けたり…保護者からも、こどもたちにも求められる経験や体験を提供しています。
「あればできない」「これはダメ」ではなく、保護者にも求められる学童保育になることも大切であると考えています。私たちはこどもたちがやりたいことを実現させる環境をつくるだけでなく、いろいろな職業を紹介することで、なりたい職業を見つける機会を提供したり、エリアの他施設や地域の方々と交流する機会を設けたり…保護者からも、こどもたちにも求められる経験や体験を提供しています。
選ばれる施設づくり
保育のリーディングカンパニーとして、保護者や地域の方々だけでなく、自治体からも選ばれる施設づくりを行っています。だからこそ、2025年度は学童保育・児童館の受託数が20施設以上増え、136施設となりました。(児童館、交流館含む※2025年4月時点)そしてこどもたちのための取り組みを積極的に行い、学童保育を変えていきたいと思っています。こども達からも安心して過ごせる居場所となり、なりたい自分になる力を育める場所となるよう、そして、支援員がやりがいと誇りを持って働けるよう、処遇改善にも一層尽力していきます。