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栄養士
栄養士の業務詳細/1日の流れ

保育園栄養士のお仕事

「楽しく食べよう・豊かな人間性を育もう・五感を使って味わおう」という3つのコンセプトに沿って栄養士や調理スタッフと協力して日々の給食やおやつの調理をしています。調理だけでなく、食育・食農活動、クッキング保育などのこどもたちの食への興味関心を引き出す活動も実施します。こどもたちが育てたお野菜や旬の食材を使って、こどもたち自身が調理を経験するクッキング保育は大人気です。どんなお野菜を育てるか、どんなクッキング保育を実施するかは栄養士が保育士と相談しつつ主導で行います。また、離乳食・アレルギー面談、衛生管理、発注業務などもお任せします。

毎日の給食・おやつ

昼食と夕食は主食(ごはん、パン、麺)、汁もの、主菜(魚、肉、大豆)、副菜(野菜中心)の一汁二菜の形が基本で、和食、洋食、中華をバランスよく提供する献立となっています。また、月1回は日本の文化や行事を伝える「行事食」を提供しています。おやつも毎日手作りで提供します。

食育活動・クッキング保育

クッキング保育では、食事やおやつ作りを通して、食材に触れる機会を設けて「食」への関心を高めることや苦手な野菜などを克服する機会の一つとしています。また、皆で協力したり考えたりすることで、食べる楽しさを味わうことができ、料理をする過程から、いつも食事を用意してくれる人々への感謝の気持ちも育ちます。クッキング保育以外では、箸の持ち方、ナイフとフォークの使い方を保育の遊びを通して学んだり、媒体を手作りし給食の中で出る食材の栄養について学んだりしています。

食農活動

保育園では必ず、こどもたちが土に触れる機会や栽培活動を設けています。野菜などを育てる栽培活動は栄養士・調理師を中心に行い、育てた野菜は給食やクッキング保育に使用しています。園庭に菜園コーナーを作っていたり、プランターで育てたり、たらい稲をしたり、近所の農家さんに協力いただいたり育てる野菜や、育て方は保育園によってさまざまな工夫をしています。自分たちで野菜を育てることで、『おどろき』『わくわく』『よろこび』など、こどもたちの心はさまざまに動きます。

1日の流れ

8:00 出勤
朝おやつの準備(完了食~2歳児)、飲み物の準備
9:00~ 昼食調理
下処理、切込み、調理などスタッフ全員で役割を分担しながら準備します。

★離乳食づくり
 離乳食面談なども通して、保護者や保育士と相談しながら一人ひとりの成長に合わせて初期~完了食まで調理します。

★アレルギー対応
 こどもたちの命に関わる業務のためマニュアルに沿って対応します。調理室内、保育士とのWチェックなど複数回確認をして提供できるようにしています。
10:30~ 検食・盛り付け・配膳
こどもたちへの提供の前に検食を実施します。異物混入、加熱・冷却処理、味付け、香り、形態が適切かどうか確認し安心安全な給食を提供しています。
12:00 休憩
職員もこどもたちと一緒の給食を食べています。こどもたちが食べている様子を保育室で見たり、こどもと一緒に給食を食べたりすることも可能です。
13:00 食器洗浄・おやつ調理
こどもたちが食べ終わって空になったお皿が戻ってきます!人気なメニュー、逆に食べ進まなかったメニューなども把握しながら片付けます。
おやつは昼食との栄養バランスも考えて甘いものばかりではありません。毎日手作りのおやつはこどもたちが楽しみにしています♪お昼寝が終わって眠そうな子もおやつが楽しみで頑張って準備しています!
15:00 事務作業など
・食材発注作業
・クッキング保育企画書作成 など
16:30 夕食の調理
昼食同様にスタッフで役割分担しながら調理します。夕食や捕食は全員が食べるわけではないので、園で必要な分だけ準備します。
17:00 退勤
調理室内の清掃をし、必要なことがあれば保育士へ引継ぎをして退勤します。
「こどもたちに食の大切さを伝えたい」「こどもたちの成長をおいしい食事でサポートしたい」「クッキング保育を通して食べることの楽しさを感じて欲しい」という想いで毎日お仕事をしています!
手作りの給食はこどもたちもだけでなく、職員にも美味しいと好評です♪「おいしい!」の声を直接聞けること、美味しく食べている姿を実際に見られることなどこどもたちの成長と健康を食から支えることができる、やりがいのあるお仕事です。